勢古浩爾『自分がおじいさんになるということ』
勢古浩爾『自分がおじいさんになるということ』 私の好きな勢古浩爾。勢古浩爾の著作を初めて読んだのは、確か大学生か大学院生のころであったように記憶している。それからおよそ20年ほど、著書が出れば読んでいるが、飽きることがない。 自分の中に芯を通すことの大切さを、毎回気付かせてくれる。 勢古節をまだ味わいたく、どうか元気に過ごして欲しい。 『自分がおじいさんになるということ』 勢古浩爾、草思社文庫、2023年 文庫 自分がおじいさんになるということ (草思社文庫 せ 1-8) 引用 以前はそれほど嫌悪感をもたなかったのに、コロナ禍以来、はげしく嫌悪するようになったのは、このわざとらしさ、つまり作為が嫌になったのだという気がする。 勢古さんの著書には、読みたくなる本の引用が多いことも特徴。以下は、個人的に今後チェックしたい本。 最近、あまり本を読まなくなってしまったが、もっと読書を楽しみたい。 『こんな写真を撮ってきた』 椎名誠、新日本出版社 こんな写真を撮ってきた 『天涯』 沢木耕太郎、集英社文庫 天涯 1 鳥は舞い 光は流れ (集英社文庫) 『街道をゆく』 司馬遼太郎、朝日文庫 街道をゆく1